ガンダムコミック大全 >> 2010年代前半 >> 機動戦士ガンダム00I/ときた洸一
地球連邦の下、世界がひとつになりつつある中、ヴェーダから「6人の仲間(イノベイド)」を集めるミッションを与えられたレイヴ。ミッション中に遭遇したMS「1ガンダム」との出会いが、彼の運命を大きく変える。
「機動戦士ガンダム00I」は、2009年から2010年までガンダムエースに掲載された、ときた洸一によるコミック作品。「機動戦士ガンダム00」の公式外伝作品の1つとなる。シナリオは前作に引き続き千葉智宏が担当している。
00外伝の1つであった前作「機動戦士ガンダム00F」とは別の主人公を立て、異なる展開を見せる。ヴェーダの目となり世界に放たれていったイノベイドの視点から、イノベイターの真実を描く。
当初はMSは登場せず、前作とは別の主人公の視点からヒューマンサスペンス風に物語が進行していたが、やはりそれでは人気が出なかったためか、途中から前作00Fの主人公であるフォン・スパークが登場し、最終的にはおいしいところをすべて持っていってしまうあたりは、いい意味でも悪い意味でもさすが千葉シナリオといったところ。結局、それまでのSEED ASTRAYシリーズで行われていたいわゆる「千葉キャラ無双」は、今作00外伝シリーズでも健在であり、ファンの間では「またこのパターンかよ」とも半ば呆れられている。
通常であれば単行本には5話ごとに収録されているが、本作は「劇場版ガンダム00」の公開(2010年9月18日)前に連載を終了することと計画されていたため、計14回の連載で終了した。連載終了後は、00公式外伝最終章として「ガンダム00I 2314」が新たに開始された。
※第1巻巻末にはスタッフリスト、連載時に掲載されていた「Demystify 00I」のコーナー、おまけ4コマ「だぼあい」が収録。 第2巻巻末にはスタッフリスト、連載時に掲載されていた「Demystify 00I」のコーナー、おまけ4コマ「だぼあい」が収録。 第3巻巻末にはスタッフリスト、連載時に掲載されていた「Demystify 00I」のコーナー、おまけ4コマ「だぼあい」、作者あとがきが収録。
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ときた洸一 - Wikipedia