ガンダムコミック大全 >> 2000年代後半 >> 機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
(左:オリジナル版、右:新装版)
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ストーリー
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作品解説
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「機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート」(Mobile Suit Cross Bone Gundam: Skull Heart)は、2002年から2004年にかけて長谷川裕一によってガンダムエースや少年エースに掲載された、クロスボーン・ガンダムの短編を集めた短編集となる。
かつて「少年エース」に連載されていた「クロスボーン・ガンダム」。ガンダムコミックとしては初の富野由悠季原作によるコミックオリジナルなストーリーとして展開された。連載終了後もその人気の高さのため、その後も「少年エース」や「ガンダムエース」誌上にて番外編や外伝としていくつか短編が発表されている。それらのクロボン外伝を集め1冊の単行本としてリリースしたのが本作になる。
本編は富野氏監修によるストーリーであったが、今回の外伝のそれぞれのストーリーはクロスボーンの前日談・後日談・ショートストーリーとしてまとまってはいるが、富野の監修は受けずに、あくまでクロボンをテーマとしてその上での長谷川節が展開されている。これらのサイドストーリーも公式・非公式とするかはまたファンの間では一悶着ありそうだが、単純にコミックとしてのおもしろさ相変わらずそこにあり、ガンダムファンならば読んでも損はしない作品になっているのではないだろうか。
なお、以前に発表された「Vガンダム外伝」でのグレイ・ストーク(ジュドー?)が本ストーリー中でも登場しており、アンオフィシャルながらも長谷川ガンダム世界を着実に構築していて楽しい。
今回の単行本化にあたり、導入部のプロローグが書き下ろされている。また、巻末にはメカニック解説と、カトキハジメのイラスト・コメントが収録されている。
クロスボーン本編や外伝の掲載時にX-1改・改の名称だったものが、今回の単行本化に際して「スカルハート」という愛称が与えられている。
なお「バカがボオルでやってくる」「海賊の宝」の2編は、ガンダムエース掲載の短編を集めた「機動戦士ガンダム THE ANTHOLOGY」にも収録されている。
2021年に新装版が発行された。
電子書籍版は2013年11月11日より配信が開始された。その後2021年に新装版が発行されると同時に新装版の電子版も配信開始されたため、旧版は配信停止となった。
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収録コミック
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No.
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タイトル
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著者名
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出版社
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シリーズ名
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発行日 (発売日)
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税込価格 (本体価格)
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サイズ
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ISBN
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表紙
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Shop
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配信
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a.
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機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
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長谷川裕一
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角川書店
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角川コミックス・エース
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2005年01月26日 (2005年01月22日)
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円 (560円)
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B6
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4-04-713697-2 (978-4-04-713697-7)
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b.
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新装版 機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
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長谷川裕一
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KADOKAWA
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角川コミックス・エース
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2021年03月26日 (2021年03月26日)
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円 (円)
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B6
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978-4-04-111273-1 (4-04-111273-7)
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初出一覧
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関連コミック
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関連リンク
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機動戦士クロスボーン・ガンダム - Wikipedia
長谷川裕一 - Wikipedia
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