ガンダムコミック大全 >> 1990年代前半 >> 機動戦士ガンダムF91
(左から、コミックボンボンKC版/愛蔵版/廉価版)
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ストーリー
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作品解説
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劇場作品「F91」のコミカライズ版。劇場公開時にあわせたコミックボンボンでの連載。基本ストーリーは映画版と同じであるが、掲載誌に合わせキャラ設定などをかなり子供向けにアレンジしてあるので、違和感を感じること請け合い。
この漫画のシーブックは、シリアスだった映画版と違い、ギャグ漫画並におちゃらけている。元々キャラが映画版より幼い感じで描かれているが、驚いたときに目が飛び出るし、オニギリを食べながらMSに乗るし、逃げるときにバカボンのお巡りさんのような走りをするしで、緊張感がまったく感じられない描かれ方をしている。
それに反して、バグによる住民の虐殺シーンが妙に生々しく、バグに体をバラバラにされる住民が続出。手や足や首が飛びまくり、小学生が読むとは思えないような残虐描写になっている。
さらに、小型化されたはずのF91がジェガンと同じサイズで描かれていたりするが、幼少向け作品として、ファンとしてはその辺の理由は察するべきか。伝説の岡崎版ガンダムとまではいかないものの、ネタとして一度読むことをお勧めする。
このコミックボンボン版と同じ作者により、「ガンダムマガジン」においてもF91のコミカライズが連載されていた。そちらは未単行本となっているが、同じ作者ながらも微妙に異なった展開が行われていた。コミックボンボンでは和書開き(右開き)、ガンダムマガジンでは洋書開き(左開き)となっているため、原稿も使いまわしにはなっていない。コミックボンボン版は全5話、ガンダムマガジン版は全4話となっている。
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収録コミック
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No.
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タイトル
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著者名
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出版社
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シリーズ名
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発行日 (発売日)
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税込価格 (本体価格)
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サイズ
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ISBN
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表紙
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Shop
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a.
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機動戦士ガンダムF91
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井上大助
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講談社
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コミックボンボンKC
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1991年05月09日 (年月日)
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390円 (379円)
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コミック
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4-06-321618-7 (9784063216189)
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b.
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機動戦士ガンダムF91
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井上大助/池原しげと
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大都社
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Stコミックス
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2000年02月10日 (年月日)
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945円 (900円)
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B6
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4-88653-136-9 (9784886531360)
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c.
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機動戦士ガンダムF91
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井上大助
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講談社
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KPC(講談社プラチナコミック)
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2003年11月19日 (年月日)
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350円 (333)
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B6(廉価版)
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4-06-353133-3 (9784063531336)
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初出一覧
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関連コミック
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関連リンク
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機動戦士ガンダムF91 - Wikipedia
井上大助 - Wikipedia
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ガンダムF91関連タイトル
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