ガンダムコミック大全 >> 1980年代 >> 機動戦士ガンダム
(左から、サンデーコミックス版1巻/大都社版愛蔵版/廉価版/アンコール出版/復刻版)
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「機動戦士ガンダム」は、1979年から1980年にかけて月刊少年誌「冒険王」(秋田書店)にて連載された、岡崎優によるコミック作品。ファーストガンダムである「機動戦士ガンダム」のテレビ放送、劇場公開時に合わせたコミカライズ作品となっている。
ファーストガンダムのオープニングにおいて「連載 冒険王」というテロップを目にしたヒトは多いが、このコミックの存在は長年その歴史に埋もれてしまっていた。しかしながら作品の特殊性からマニアの間で話題となり、近年では復刊もされるようになった。
史上初のガンダムコミックとなるこの作品は、当時の情勢もあり製作サイドの監修がほとんど行き渡っていないため、内容としてはかなりのブッ飛んだコミックとなっている。「ガンダム」というブランドが確立されている昨今では考えられないようなストーリー展開であり、基本的な流れ以外は原作・設定無視のコミカライズとなっている。
その一例として、情熱的な熱血漢としてアムロが描かれており、ギレンの演説に怒りをあらわし拳でモニターを破壊したり、大気圏内をムサイが飛行したり、宇宙空間でズゴックが活躍したり、シャアがアッガイに搭乗したりする。
しかし現在のガンダムを知っているヒトたちにとっては、その設定無視さ加減が逆にギャグマンガとしての面白さを際立たせていて、現在でも一部でカルト的な人気を集めており、ファンならそれなりに一見の価値はあると思われる作品である。
テレビシリーズを描いた全10話と、劇場版第3作を描いた「めぐりあい宇宙編」が存在する。
第1話と第2話は冒険王の付録だった「冒険王コミック文庫」に掲載され、以降は本誌に掲載された。その後、劇場版第1作の公開に合わせて総集編として「別冊冒険王 ビッグまんがBOOK 機動戦士ガンダム まんが特集号」が発行され、その中に全10話が再収録された。その際にサブタイトル、ならびにセリフが一部修正されている。
その後、劇場版第3作の公開にあわせて「別冊冒険王」第2号が発売され、そこで「めぐりあい宇宙編」のコミカライズが掲載された。
単行本はサンデーコミックス版、大都社版、廉価版と発刊されていたが、再販のたびにその「おかしな部分」に加筆・修正が掛けられてしまっているため、それぞれの版で収録内容が微妙に異なっている。近年では連載当時のオリジナルの姿を見ることが出来なくなってしまっていたため、ファンの間から完全版かつオリジナル版の単行本化が切望されていた。そして2011年になりマンガショップから、可能な限り連載当時時のオリジナル版を再現した単行本が発売されることとなった。
ガンダム20周年の1999年にアスキーより発行された「G2O」(ジー・ツー・オー)のVol.3に、本コミックの紹介と、作者である岡崎優のインタビューが掲載されている。その記事が、本作品を再び世に知らしめるきっかけともなった。
※上記No.a-1およびa-2は秋田書店サンデーコミックスからリリースされたオリジナル。1巻は第1〜10話を収録(第6話「アムロ脱走」および第7話「ランバ・ラル特攻」は収録されていない)。2巻は「めぐりあい宇宙」編を収録(掲載時より一部が改変・修正されている)。
※上記No.bは大都社からリリースされた愛蔵版。内容はサンデーコミックスの1・2巻をまとめたもの。しかし、サンデーコミックス版よりも全体にわたりかなりの加筆・修正が施されている。サンデーコミックス版で未収録だった2編である第6話「アムロ脱走」と第7話「ランバ・ラル特攻」は未収録のままである。さらに第10話「果てしなき攻防戦」がページの都合で削除され未収録となっている。解説付。
※上記No.cは秋田書店からリリースされた廉価版コンビニコミックス。修正の加えられた上記No.bの大都社版をベースに、以前未収録だった3編(第6・7・10話)を今回新たに追加している。しかしながらここでも新たに加筆・修正が行われているため、連載時の純粋なオリジナルではなくなってしまっている。
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機動戦士ガンダム (冒険王版) - Wikipedia
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