ガンダムコミック大全 >> 2000年代後半 >> GUNDAM LEGACY
2004年よりガンダムエースに連載。宇宙世紀の歴史に埋もれたパイロットたち毎回フューチャーし、基本的には各話完結にて紡がれていくオムニバスストーリー。毎回の時代設定も一年戦争から第2次ネオ・ジオン抗争までさまざまである。しかし物語を読み進めるに従い、それらが徐々に1つのストーリーラインを形成していくという、凝った構成になっている
同作者により以前に描かれていたコミック「機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles」や「機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…」などの外伝系のキャラクターやストーリー、さらには「ジオニックフロント」もそれに加わり、それらが相互補完しながらその後の世界観が描かれている。
シナリオとして、千葉智宏、中村浩二郎が参加している。前作の「戦記」「閃光」からの外伝系のシナリオは千葉氏、それ以外の単発シナリオは中村氏が担当しているといわれている。
2005年以降は「episode 13 reunion at the borderline」の掲載を最後に、作者側の諸般の都合によりしばらくのあいだ休載となっていたが、2008年になりようやく連載が再開された。再開に伴い、「episode 13 reunion at the borderline」は加筆・修正が行われた完全版がガンダムエース2009年1月号に掲載された。
連載時には、各話終了後に1ページ解説「設定補完ファイル」を掲載。
本作が途中約3年間の休載になっていたのは、著者が他誌での連載が入ってしまったためであるが、一説によると本作のシナリオ担当である千葉智宏氏との軋轢が生じたため、とも言われている。実際本作以前の夏元ガンダムコミックにおいては、夏元氏と千葉氏とのタッグで行われていたが、本作以降ではそのタッグでの発表は行われていないためそのような噂もされているが、実際の事実関係は不明である。
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