ガンダムコミック大全 >> 2010年代前半 >> 機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー
「機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー」は、2008年から2010年にかけてガンダムエーススペシャルならびにガンダムエースに連載された、Ark Performanceによるコミック作品。当初はガンダムエーススペシャルに掲載されたが、その後ガンダムエースに場所を移して、不定期連載された。
本作の前にArk Performanceの描いていた「機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画」がガンダムエーススペシャルでの連載からガンダムエース本誌へ移動しての連載となったため、ガンダムエーススペシャルでは代わりにこの「光芒のア・バオア・クー」が掲載されることとなった。
一年戦争時のア・バオア・クー戦に参加したジオン兵へのインタビューから、当時の情勢などを紐解いていく、ドキュメンタリータッチな作品になっている。
Ark Performanceの描く「機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画」と、後に描かれる「MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」とリンクする部分が設けられているが、全ては明言されておらず物語としても謎のままになっている。
各話が実験的なオムニバスに近い形となっており、全6話で一旦の終了となっているが、物語が完結しているわけではない。そのため、作者からは、機会があれば今後の続編も検討されるとの発言がされている。
単行本は2010年10月に「MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」の第1巻と同時発売されたが、当初の見込みから刷数は「ジョニー・ライデンの帰還 第1巻」の半数が刷られた。が、編集部の読みに反してセールスは好調となり、発売直後から重版されることとなった。
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