ガンダムコミック大全 >> 2010年代前半 >> 機動戦士ガンダム MS BOYS ボクたちのジオン独立戦争/高山瑞穂
一年戦争の真っ只中、ジオンの地球攻撃軍への参加することとなった新兵クルト・ブラット伍長の物語。
「機動戦士ガンダム MS BOYS ボクたちのジオン独立戦争」は、2009年から2010年までガンダムエースに連載された、高山瑞穂によるコミック作品である。それまでは講談社のコミックボンボンにてガンダムコミックの連載をしていた高山瑞穂としては、初のガンダムエース連載作品となる。
本作では、コミックボンボン増刊号に掲載された短編「極東MS戦線記」に登場した銀狼(ガンロン)や、「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」のブルーディスティニー1号機も登場し、以前の高山作品とのクロスオーバーが行われている。
しかしながら連載での最終話は、事実上の打ち切りでの終了となってしまい、物語もほとんど完結しないまま一応の幕閉じが行われている。講談社でのガンダム連載作品で名を上げた高山の待望のガンダムエース参戦は、読者からも非常に期待を集めていただけに、打ち切りにあたっては読者アンケートの不人気以外の何かウラの理由があるのではないかと、邪推もされている。(作者のツイッターでは、終了にあたり編集部と何かがあったような含みも示唆されている)
なお、連載開始告知時の仮タイトルは「機動戦士ガンダム ジオンMS少年遊撃特科兵」となっていた。
※第1巻巻末には、「ジオン独立戦争CHRONICLES 〜重力下の少年兵行軍記〜」と、「刊行お祝いメッセージ 徳島雅彦(ベック)」を収録。第2巻巻末には、「ジオン独立戦争CHRONICLES 〜重力下の少年兵行軍記〜」を収録。
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