ガンダムコミック大全 >> ガンプラコミック一覧 >> プラモ狂四郎
(左から、オリジナル版1巻/愛蔵版1巻/豪華版1巻/廉価版1巻/文庫版1巻)
京田四郎は、プラモ大好き! みんなから、プラモ狂四郎とよばれている。狂四郎とライバルたちが、プラモシミュレーションで、プラモ作りの腕をきそう、プラモスーパーアクションまんが!(第1巻)
プラモシミュレーションで連戦連勝をつづける狂四郎の前に、次々とあらわれるライバルたち。狂四郎は、一歩も引かずおそるべき強敵に立ちむかっていく! 大好評にこたえて、第2巻登場!(第2巻)
プラモ狂四郎は、プラモシミュレーションのチャンピオンだ。ナンバーワンプレーヤーの意地にかけて、狂四郎は、新たな挑戦者をむかえうつ。熱狂的人気のプラモまんが、手に汗にぎる第三巻!(第3巻)
狂四郎のまえに、おそるべき強敵があらわれた! アメリカナンバーワンプレーヤー、サッキー竹田だ。狂四郎は、パーフェクトガンダムを完成させて立ちむかう。狂四郎、大ピンチ!の第四巻!(第4巻)
プラモ狂四郎のもとに、一通のプラモパーティーの招待状がおくられてきた。だが、それは、日本最高のプラモ少年グループ、ジオン少年隊からの挑戦状だったのだ! 狂四郎、危機一髪の第5巻!(第5巻)
プラモ狂四郎のまえに、またもや、おそろしい敵があらわれた。薩摩模型同人会の南郷だ。南郷の魔改造に敗れた狂四郎は、プラモ特訓を開始するが・・・・。特別版も収録した、大熱血の第6巻!(第6巻)
南郷快山との戦いを終えた狂四郎に、ビッグニュースが・・・・。アオイ模型が、全国規模のプラモシミュレーション大会を開催するのだ。狂四郎の新たな戦いが、いま、はじまる。特別版収録の第7巻!(第7巻)
ワールドシミュレーション大会が、いよいよ開始された。狂四郎は、ロムとグズ鉄とチームを組んで、東京地区予選に出場する。狂四郎たちは、予選を勝ちぬけるのか・・・・? 新展開の第8巻!(第8巻)
ワールドシミュレーション大会の関東東海地区決戦を勝ちぬいた狂四郎。だがアメリカから帰国した丸山健が、サッキー軍団の一員として、狂四郎に戦いをいどんだ・・・・。新展開の第9巻!(第9巻)
狂四郎、大逆転! 牛若三兄弟を破って、みごと、狂四郎は日本一のモデラーの座についた。そして、狂四郎は、モデラー世界一の座をかけて、サッキー竹田と対戦する! ファン待望の第10巻!(第10巻)
モデラー世界一の座をかけて、サッキー竹田と対戦する狂四郎。だが、サッキー竹田のねらいは、模型秘伝帳だった! 模型秘伝帳をめぐって、新たな戦いがはじまる! 新展開の第11巻!(第11巻)
模型秘伝帳“木の巻”を、プラモ怪人にうばわれた狂四郎は、秘伝帳“土の巻”をもとめて大阪へ向かう! 造型狂の里で、狂四郎をまつものは? そして、プラモ怪人の正体は? 熱狂の第12巻!(第12巻)
模型秘伝帳“金ノ巻”が、サッキー竹田にうばいとられた! そして、ついに、模型秘伝帳をかけたモデラー決戦“関が原ウォーズ”の幕は、切っておとされた。狂四郎は勝てるか!? 白熱の第13巻!(第13巻)
一九八六年×月○日、東京湾に、ひとつの建物が建設された。その名は、ホビートピア。突然、ホビートピアによびだされた狂四郎は、謎の敵から挑戦をうける! 狂四郎の新たな戦いが、はじまった!(第14巻)
プラモ狂四郎の長い戦いの歴史に、いま幕がおりる! ホビートピアの死闘も、ついに最終十三回戦。狂四郎のプラモスピリットは、コンピューターに勝てるか!? シリーズどうどう完結の第15巻!(第15巻)
「プラモ狂四郎」は、1982年から1986年にかけてコミックボンボンに連載された、やまと虹一によるコミック作品。原作はクラフト団こと安井尚志が担当。
コミックボンボンの創刊当初、講談社は連載陣の目玉として「劇場版 機動戦士ガンダム」のコミック化を企画していたものの、サンライズからの許可が下りずに断念。それに代わる企画を安井尚志氏へ打診し、そして生まれたのがこの「プラモ狂四郎」だった。
ガンダムのテレビ放映終了後、このプラモ狂四郎が当時のガンプラブームを裏で支えたといっても過言ではない。オリジナルのコミックは全13巻で発行され、1990年には愛蔵版が全11巻で発行された。1999年には豪華版が全6巻、2000年代には廉価版が全13種、2008年には文庫版は全10巻発売された。
単行本初期では連載時の原稿に加筆・修正がされて収録されていたが、単行本後半ではその作業も追いつかなくなり、連載時に近い形で収録されている。
コミックボンボンとの連載と平行し、テレビマガジン誌上でも特別編の連載が行われた。(テレビマガジン版は後にタイトルが「ホビーボーイ飛人くん」へ変更された)
講談社「ガンプラジェネレーション」(1999年)には、成長した京田四郎が描かれた「プラモ狂四郎1999」が掲載された。現在は豪華版にのみ収録されている。
雑誌「テレまんがヒーローズ夏号」(2008年)には、京田四郎の息子が活躍する読み切り作品「プラモ狂四郎U.C.」が掲載された。現在は文庫版にのみ収録されている。
文庫版には「プラモ狂四郎U.C.」の他、テレビマガジンに連載された特別編が6編、巻末に「プラモテクニック教室」が収録されている。
2003年12月に発売されたガンプラ「MG パーフェクトガンダム」の組立説明書(インスト)には、「プラモ狂四郎 MGスペシャルコミック」として、4ページの描き下ろしコミックが掲載されている。
近年の安井氏の親族の話によると、連載当時はその人気からアニメ化の企画が幾度が上がったが、安井氏はそれを断り続けたという。
■単行本
■総集編
※『プラモ狂四郎版 武者ガンダム』には、武者ガンダムが登場するエピソードのみで構成されており、「武者ガンダムVS無敵球の巻」「模型秘伝帳「金の巻」の巻」「関が原ウォーズ開始!の巻」「関が原ウォーズ終結!の巻」の4編を収録している。
■愛蔵版
■豪華版
※1999年に刊行された愛蔵版では、特別編の3編は第6巻に収録されている。さらに第6巻には、「ガンプラ・ジェネレーション」に掲載された『プラモ狂四郎1999』も収録されている。
■廉価版
■文庫版
※「奥飛騨にプラモ仙人を見た!」はコミックボンボン1985年2月号に掲載された、7人の漫画家によるギャグ短編を集めた読み切り「ひょうきんまんがスペシャル」にて発表されたもの。
※豪華版の第6巻巻末には、元ストリームベースの小田雅弘、橋昌也のコメントを収録。
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プラモ狂四郎 - Wikipedia
やまと虹一 - Wikipedia