ガンダムコミック大全 >> 2000年代後半 >> 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
(左：単行本第1巻、右：新装版第1巻)
「ASTRAY」という名の運命に導かれ、真実を伝えることに命を掛けた男がいた……！ 「第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦」直後のコズミック・イラ71、9月――。ジャンク屋のロウ・ギュールから譲り受けたアストレイ アウトフレームを駆り、ジャーナリスト、ジェス・リブルは宇宙を駆け巡る！ 新たに読み切りコミック、メカニック設定などを収録した「SEED DESTINY ASATRAY」新装版第1巻!! (新装版第1巻あらすじより)
南アメリカの英雄エドワード・ハレルソン――通称“切り裂きエド”。彼は南アメリカの独立を勝ち取るため、愛機ソードカラミティと共に地球連合へ戦いを挑む。この戦争を取材するジェス・リブルとカイト・マディガンは、瀕死の重傷を負ったエドの姿から、あるニュースの放送を決意する……！ 書き下ろしエピソードやキャラクター設定などを収録した「SEED DESTINY ASATRAY」新装版第2巻!! (新装版第2巻あらすじより)
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY」は、2004年から2006年にかけてガンダムエースに連載された、ときた洸一によるコミック作品である。ガンダムSEED DESTINYの公式外伝となっており、SEED〜SEED DESTINYのミッシングリンクや、SEED DESTINYの出来事をジャーナリストの視点から描いている。
前作のアニメ版SEED放送時にも外伝としていくつかのASTRAYシリーズが展開されていたが、続編となるSEED DESTINYにも公式外伝としていくつかのDESTINY ASTRAYが展開されている。まずガンダムエースに連載されたこのときた洸一によるコミック版「DESTINY ASTRAY」、ザ・スニーカー(角川書店)連載の千葉智宏による小説版「DESTINY ASTRAY」、そして電撃ホビーマガジン(メディアワークス)連載のフォトストーリー版「DESTINY ASTRAY」らがそれである。
前回のASTRAYシリーズは、タイトルに「R」や「B」などが付いてメディアによりタイトルも変えられて展開されていたため、ファンの間でもかなりの混乱を招いたが、今回のDESTINY ASTRAYではこのコミック版も小説版もフォトストーリー版も同一のタイトルとされていて、見ている人にも混乱を招かない考慮がされている。が、逆にそれがわかりずらくなっているとの指摘もある。
本シリーズの「SPECIAL SCOOP 01.切り裂きエド」は、2013年のガンダムSEEDリマスター企画に合わせ、新装化された「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY Re:Master Edition」の第4巻にも収録されている。
2013年には新装版となる「機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY Re:Master Edition」が全4巻で刊行された。当初は全6巻と告知もされ、そこにはDELTA ASTRAYも含まれると予想されたが、最終的には全4巻構成となった。表紙イラストはHIRONOXが担当している。
新装版「Re:Master Edition」発売時のガンダムエース(2013年11月号)には、特別編として「Re:Master Scoop MSジャーナリスト」が掲載された。それはRe:Master Edition第1巻に「Scoop 01：MSジャーナリスト」として収録され、新装版での以降の話数カウントは1個ズレるカタチとなっている。
また新装版では、各話間に「INTERMISSION」として、コミック以外で展開されたエピソードの要約が追加収録されている。
新装版は2019年11月26日より電子配信が開始された。
※第1巻巻末にはスタッフリスト、4コマとして「セトナちゃんですてぃにー☆」、設定集「D ASTRAY SETTING DATA」(ガンダムアストレイアウトフレーム、バック・ホーム)、ゲストコラム(電撃ホビーマガジン編集部)を収録。
第2巻巻中にコラム「D ASTRAY 条約締結後の世界」、巻末にはスタッフリスト、4コマとして「セトナちゃんですてぃにー☆」、設定集「D ASTRAY SETTING DATA」(ランチャーアウトフレーム、エールアウトフレーム、ビームサイン、バック・ホーム、ジェス・リブル、カイト・マディガン、マティアス、ベルナデット・ルルー)、ゲストコラム(ホビージャパン編集部)を収録。
第3巻巻末にはスタッフリスト、4コマとして「セトナちゃんですてぃにー☆」、設定集「D ASTRAY SETTING DATA」(アウトフレームD、Gフライト、スカイグラスパーGフライト、テスタメントガンダム、ユン・セファン、セトナ・ウィンタース)、ゲストコラム(久織ちまき)を収録。
第4巻巻末にはスタッフリスト、4コマとして「セトナちゃんですてぃにー☆」、設定集「D ASTRAY SETTING DATA」(ベルグランデ、ドレッドノートイータ、イルド・ジョラール)、ゲストコラム(町田能彦)、作者あとがきを収録。
※新装版第1巻巻中に「INTERMISSION:1-1,2,3」、巻末に「Charactor File」(ジェス・リブル、カイト・マディガン、モーガン・シュバリエ、ジェーン・ヒューストン、レナ・イメリア)、「Mechanic File」(レイスタ、アストレイアウトフレーム)、4コマ「セトナちゃんですてぃにー☆」(旧版と同内容)、ゲストコラム(電撃ホビーマガジン編集部)(旧版と同内容)、スタッフリストを収録。
第2巻巻中に「INTERMISSION:2-1,2,3」、「ユニウス条約締結後の世界」、巻末に「Charactor File」(マティアス、ベルナデット・ルルー、ユン・セファン、バリー・ホー、リーカ・シェダー、コートニー・ヒエロニムス)、「Mechanic File」(アストレイアウトフレーム バック・ホーム装備、テスタメント)、ゲストコラム(ホビージャパン編集部)(旧版と同内容)、スタッフリストを収録。
第3巻巻中に「INTERMISSION:3-1,2」、巻末にスタッフリスト、Mechanic File(アストレイアウトフレームD、アストレイアウトフレームD Gフライト、アストレイブルーフレーム ローエングリンランチャー装備)とCharactor File(セトナ・ウィンタース、イルド・ジョラール)、ゲストコラム(久織ちまき)(旧版と同内容)、4コマ「セトナちゃんですてぃにー☆」(旧版と同内容)を収録。
第4巻巻末にはスタッフリスト、ゲストコラム(町田能彦)(旧版と同内容)、4コマ「セトナちゃんですてぃにー☆」(旧版と同内容)、作者あとがき(旧版分と新規分)を収録。
ガンダムSEED DESTINY関連コミックはこちら
ときた洸一ガンダムコミックはこちら
[小説] 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY／千葉智宏
[フォトストーリー] 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY／千葉智宏
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY - Wikipedia
ときた洸一 - Wikipedia
![月刊ガンダムエース [2013年11月号 No.135]](gundamace1311.jpg){kind=small}
![ガンダムエース [2005年8月号 No.36]](gundamace36.jpg){kind=small}
![ガンダムエース [2005年9月号 No.37]](gundamace37.jpg){kind=small}
![ガンダムエース [2005年10月号 No.38]](gundamace38.jpg){kind=small}
![ガンダムエース [2005年11月号 No.39]](gundamace39.jpg){kind=small}
![ガンダムエース [2005年12月号 No.40]](gundamace40.jpg){kind=small}
![ガンダムエース [2006年1月号 No.41]](gundamace41.jpg){kind=small}
![ガンダムエース [2006年2月号 No.42]](gundamace42.jpg){kind=small}
![ガンダムエース [2006年3月号 No.43]](gundamace43.jpg){kind=small}
![ガンダムエース [2006年4月号 No.44]](gundamace44.jpg){kind=small}
![ガンダムエース [2006年6月号 No.46]](gundamace46.jpg){kind=small}
![ガンダムエース [2006年7月号 No.47]](gundamace47.jpg){kind=small}
