ガンダムコミック大全 >> 1990年代前半 >> 機動戦士Vガンダム
(左:コミックボンボンKC版1巻/右:廉価版上巻)
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ストーリー
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宇宙世紀0153年、地球侵攻を開始したザンスカール帝国の野望をうちくだくべく、少年ウッソ・エヴィンは最新にして最強のMS“Vガンダム”にのりこんだ・・・・。最新ガンダム巨編、ついに開幕!!(第1巻あらすじより)
(第2巻あらすじより)
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作品解説
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本編である「Vガンダム」アニメ放映当時に「コミックボンボン」で連載されていたコミカライズ作品の単行本。内容的には、以前の岡崎版ファーストガンダム並みの非常に強い衝撃を受ける作品であることは間違いない。SDガンダム全盛期の少年らのノリに合わせたコミカライズ化という事なのか、設定を無視した「真・V字斬」などの必殺技や、「騎士Vガンダム」などの名称。コミックボンボン連載という事で後の「Gガンダム」のノリを考えれば、その特殊な存在意義や価値を見出せる作品ではある。
アニメの放送とコミックの連載は、テレビの放映よりも先に原稿を仕上げねばならないため、随所に当初設定(放映時の設定ではなくコンテ以前の)の反映と見られる部分が多数ある(先の同じくボンボンに連載されていた近藤版Zなどにもあったように)。なのでこのコミックにはカテジナが登場しなかったり、MSの名前が放映時とちがう部分があるなど、随所にこのような部分があるのはマニア的には注目される点ではある。
しかしながら物語の後半は、カテジナが登場しなかったせいもありアニメとは別の展開がある。ハンゲルグの性格がアニメと異なっていたり、結末がクロノクルとの決着としてある程度まとまっているのが良点。その結果ストーリーラインはアニメよりも理解しやすいものに仕上がっており、またラストシーンの描写はアニメとはまたちがったカタルシスをもたらしてくる。
なお、単行本未収録となっている回が1回分存在する。
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収録コミック
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No.
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タイトル
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著者名
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出版社
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シリーズ名
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発行日 (発売日)
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価格 (本体価格)
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サイズ
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ISBN
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表紙
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Shop
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a-1.
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機動戦士Vガンダム (1)
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岩村俊哉
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講談社
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コミックボンボンKC
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1993年10月06日 (年月日)
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410円 (390円)
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コミック
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4-06-321683-7 (9784063216837)
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a-2.
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機動戦士Vガンダム (2)
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岩村俊哉
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講談社
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コミックボンボンKC
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1994年03月05日 (1994年月日)
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398円 (379円)
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コミック
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4-06-321695-0 (9784063216950)
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b-1.
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機動戦士Vガンダム (上)
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岩村俊哉
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講談社
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KPC(講談社プラチナコミック)
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2003年07月16日 (2003年07月16日)
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円 (333円)
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B6(廉価版)
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4-06-353085-X (9784063530858)
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b-2.
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機動戦士Vガンダム (下)
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岩村俊哉
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講談社
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KPC(講談社プラチナコミック)
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2003年07月16日 (2003年07月16日)
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円 (333円)
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B6(廉価版)
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4-06-353086-8 (9784063530865)
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※上記No.b-1とb-2はコンビニ版の廉価コミックス。内容的にはボンボンKC版をそのまま収録している。
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初出一覧
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※1巻には第1〜5章からの全5編を収録。2巻には7〜11章の全5編を収録(第6章を除く)。コミックボンボン連載時の第6章は、単行本コミックスには未収録となっている。
※第10章は連載時は2編だったが、単行本化に際して章の区切りは廃されている。
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関連コミック
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Vガンダム関連コミックはこちら
岩村俊哉ガンダムコミックはこちら
岩村俊哉関連コミックはこちら
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関連リンク
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いわむーワールド … 岩村俊哉の公式サイト
機動戦士Vガンダム - Wikipedia
岩村俊哉 - Wikipedia
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Vガンダム関連タイトル
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