ガンダムコミック大全 >> 1990年代後半 >> 新機動戦記ガンダムW
(左:オリジナル版1巻/中:廉価版上巻/右:Gレジェンドコミックス版1巻)
軍事力によって世界を支配する「地球圏統一連合」に対し、コロニーから時を同じくして、地球に5体のガンダムが送りこまれた。目的は連合内部の秘密結社「OZ」のMSを倒すこと・・・・。今、世界の命運をかけた戦いがはじまった・・・・!!(第1巻)
「OZ」に協力しようとする、Dr.Jら5人の科学者を抹殺するために、月基地に侵入したヒイロ。その彼を、トレーズ暗殺のためOZの士官となったトロワの銃が狙う! 今、敵味方に分かれた二人のガンダムパイロットが激突する!!(第2巻)
平和主義国家サンクキングダムに集結したガンダムチームに、ロームフェラOZ軍の総力を結集したMD大部隊が襲いかかった。反撃するガンダムチーム。そんな中、リリーナは戦いを止めるため、サンクキングダムの解体を決意する!!(第3巻)
「新機動戦記ガンダムW」は、1995年から1996年にかけてコミックボンボンに連載された、ときた洸一によるコミック作品。
前年まで放映されていた「機動武闘伝Gガンダム」のコミカライズを担当していたときた洸一により、本作も引き続きコミカライズが行われている。
テレビ本編が非常に複雑なストーリーであるが故に、子供向け雑誌で月刊連載に落とし込む作業は困難であったと思われるが、それらをボンボンの対象読者である少年らにもわかりやすく、ときた流に本編をトレースしてある。
ラストはヒイロ達がテラ・フォーミングのために火星へ行くところで終わるが、その後2003年に発売されたKPC版では、ヒイロたちが火星に行く部分が全く別の新作カットに差し替えられている。
なお、1996年に講談社より発行されたムック「コミックボンボンスペシャル 新機動戦記ガンダムW パーフェクトアルバム」には、ときた洸一が描いたSDキャラのカット絵と、連載時に掲載されたイラストや単行本表紙用のイラスト、本人のコメントを掲載した「ときた洸一の世界」が収録されている。
1995年に頒布された同人誌「GP EXTRA ときた洸一個人集 その1」には「外伝 MOON DESTINY」が、1996年の「GP EXTRA 2 ときた洸一個人集 コミックス版ガンダムWガイドブック」には「外伝 STRRY NIGHT」が収録されている。当時の作品のファンを考慮し、あえてBL要素が高い作品に仕上げられている。
※上記No.1は、アニメスタートに合わせ発行された。漫画版ガンダムWの第1話がA4版の大きさで収録されており、付録としてガンダムBIGポスターと巻末設定資料集がついている。
※1巻はプロローグ〜4話+がんばれ!ドモンくんW、2巻は5〜8話+がんばれ!ドモンくんW、3巻は9〜12話+がんばれ!ドモンくんWを収録。
※廉価版は3冊分をまとめて、上下巻構成にしたもの。上巻は#1〜6、下巻は#7〜12を収録。なお廉価版には「がんばれドモンくんW」は収録されていない。
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新機動戦記ガンダムW - Wikipedia
ときた洸一 - Wikipedia