ガンダム小説大全 >> モビルスーツコレクション・ノベルズ
バンダイ発行の雑誌『SDクラブ』にて連載された小説作品。『M-MSV』で企画されたMSの活躍を描いたオムニバス形式の内容で、全7作が発表された。望月正雄、沢藤健、4〜7作は境秀樹がそれぞれ執筆を担当している。挿絵は武半慎吾、最終話のみ松川健一が担当。
連載誌の休刊のため未だに単行本化されていない。また、現在のガンダムシリーズとは設定面で矛盾点もあり、特に第2作「ア・バオア・クー攻防戦」はゲーム『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』内の外伝作品『機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…』の題材となるものの、前述のデザインや設定の変更の影響からか大幅に内容が改変されており、わずかにゲーム内のifルートとして名残を示す程度である。
Act.1 破滅の機体 (SDクラブ No.8)
一年戦争後、プロトタイプサイコガンダムの運用テストにおいて、ユウジ・シイナ中尉とムラサメ研究所の強化人間サード・ムラサメの模擬戦を描いた内容。
Act.2 ア・バオア・クー攻防戦 (SDクラブ No.9)
一年戦争終盤、ア・バオア・クー攻略作戦で投入されたガンダム4号機・5号機とそれを迎え撃つバルスト中佐のビグロ改の戦いを描いた内容。
Act.3 宇宙の咆哮 (SDクラブ No.10)
グリプス戦役、アレキサンドリア級4番艦メソポタミアにおいて、プロトタイプΖΖガンダムの高機動分離テスト中に発生した騒動を描いた内容。
Act.4 砂漠の狐 (SDクラブ No.11)
一年戦争後半、オデッサ作戦後ジオン軍の反抗作戦の噂を知ったデザート・ジム乗りハンスと「砂漠の狐」の異名を持つ名将デザート・ロンメルの戦いを描いた内容。
Act.5 宿敵の幻影 (SDクラブ No.12)
グリプス戦役初頭、ガンマガンダム(プロトタイプ・リック・ディアス)のシミュレーションに参加するクワトロ・バジーナを描いた内容。
Act.6 Fifty-Fifty (SDクラブ No.13)
一年戦争、ジャブローの戦いで友人を失った過去を引きずる水中型ガンダム乗りキースと、アクアジム乗りキムとの交流を描いた内容。
Act.7 閃光の源 (SDクラブ No.14)
一年戦争後半、高機動型ザク(ゲルググ先行試作型)の運用実験に携わるトーマス・マイヤー軍曹とウエノ技術大尉を描いた内容。
サブタイトル
|
掲載誌 [号数]
|
出版社
|
発行日 (発売日)
|
表紙
|
Act.1 破滅の機体 (MRX-007 プロトサイコガンダム)/望月正雄 (カット:武半慎吾)
|
SDクラブ [No.8]
|
バンダイ
|
1990年01月01日 (年月日)
|
|
Act.2 ア・バオア・クー攻防戦 (RX-78-4、5 ガンダム4号機、5号機)/沢藤 健 (カット:武半慎吾)
|
SDクラブ [No.9]
|
バンダイ
|
1990年02月20日 (年月日)
|
|
Act.3 宇宙(そら)の咆哮 (MSZ-009 プロトタイプZZガンダム)/境 秀樹 (カット:たけばしんご)
|
SDクラブ [No.10]
|
バンダイ
|
1990年04月01日 (1990年03月日)
|
|
Act.4 砂漠の狐 (RGM-79 デザートGM)/境 秀樹 (カット:たけばしんご)
|
SDクラブ [No.11]
|
バンダイ
|
1990年04月30日 (1990年月日)
|
|
Act.5 宿敵の幻影 (RX-098 プロトタイプリック・ディアス)/境 秀樹 (カット:たけばしんご)
|
SDクラブ [No.12]
|
バンダイ
|
1990年05月31日 (1990年月日)
|
|
Act.6 Fifty-Fift (RAG-79-G1 水中型ガンダム)/境 秀樹 (カット:たけばしんご)
|
SDクラブ [No.13]
|
バンダイ
|
1990年06月30日 (1990年月日)
|
|
Act.7 閃光の源 (MS-06R-3S 高機動型ザク)/境 秀樹 (カット:松川健一)
|
SDクラブ [No.14]
|
バンダイ
|
1990年07月31日 (1990年月日)
|
|
SDクラブ - Wikipedia
M-MSV - Wikipedia